2007.11.10「都市観光の新しい形」と題して、都市環境デザイン会議主催のシンポジウムが開催されました。
少子高齢化社会の街づくりのあり方は、地域の観光資源を掘り起こし、磨きをかけ町歩きを促進させることで、住んでよし、訪れてよしの街が実現します。
長崎の街歩きイベント「長崎さるく博」、大阪岸和田の街道を継承する「岸和田本町地区街づくり」、兵庫尼崎の地元を徹底的に楽しむ「あまけん」、大阪大正区の沖縄県人のための「関西沖縄文庫」、大阪高槻の市民ボランティアによる「高槻ジャズストリート」など多様な街づくりの事例が紹介されました。
「歩く」スピードで見えてくる街の表情、ディテール、人の顔を通した街づくり
「紀州街道」の面影を保存、創造していく街づくり
「地元」を再発見し、楽しむ街づくり
「心の原風景」を取り戻す街づくり
「市民を巻き込む」イベント街づくり
街づくりというとハードが目立つのですが、ソフトの無限の可能性を感じさせていただきました。