東日本震災からしばらくした昨年の秋に同じ日本人として現地を体験しなければ
ということで仙台の被災地を視察してきました。
こういった現場に行くのは非常に考えましたが、それぞれの分野でできることを
考え将来の街づくりに生かすことが使命と考えました。
戦争こそ知りませんが、ほんとに途方にくれた、というのが本音です。
一瞬にして飲み込んでしまう大自然の力を感じました。
多くの人命が失われたこの災害から学び、そして将来の災害を減らすために
どうしたらいいかを考えなければなりません。
南三陸町さんとは昔から当社の商品を採用いただくご縁がある自治体です。
約3年前に路面に設置した津波避難サインが磨耗したとのことから、
当社のサインタイルを提案、ご採用いただきました。
非常に生々しい現状ではありましたが、早くから津波防災を考えられていた
自治体であっただけに今回の災害は残念です。
少しでも当社製品がお役立てになればと思います。
そこで当社では、サイン関連メーカーとワークショップを行い、これからの
避難サインを考えています。
命を守るデザインの提案をしていきます。